紀行

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●主宰プロフィール

●電本座

●藤村郁雄・近著
1957年兵庫県生まれ。関西学院大卒。商店から上場企業、学校・官公庁のパンフレットづくりを手がける。百科事典や社史、記念誌、週刊誌などの編集・執筆に30年以上携わった後『阪神間モダニズム 近代建築さんぽ』神戸新聞総合出版センター刊を著す。

モダニズム近代建築さんぽブログ
「四方山ワールド」

工夫で「社史」「記念誌」は格安になる

社史や記念誌も「ムダ」「ムリ」をなくせば、格安で創れます。
「創りたいが費用が限られている」
「制作大手は高くて融通が利きづらい」
「変なところの体裁にこだわるつもりはない」

でも

「しっかりとした内容で、記憶や記録を留めておきたい」
「社歴は今からのためにきっと役立つと思う」といった方、

お気軽にご相談を!
社史は社内主体でやれば、格安で創れます。

昨今の印刷事情

ひと昔前のように、背を糸かがりで綴じ、表紙にクロスを貼り金箔を押し、化粧箱にいれて、仰々しく創る社史は、なりを潜めてきています。

さらに印刷界の仕組みがかわり、今ではインターネットで質の高い格安の印刷会社を利用でき、キチンとしたデータ作成や印刷社とのやりとりができれば、おおきく印刷・製本部分のコストカットができるようになりました。

さらに社史は、業者に依頼しようがしまいが、社内作業が多く、しっかりとした「進行アシスト」があれば、十分に社内で編集・制作が可能です。

社史は社内主体でつくる

予算は、あればあるに越したことはありません。

専門の大手業者に依頼し、編集委員会、編集事務局を立ち上げ、手だれのライター2、3人をいれて、営業、進行管理、校正、デザイン、カメラ、印刷、製本などにお金をかけていけば、相応に格好や格式のついた社史ができあがります。

これは、これで立派なものです。
まず、失敗はありませんし、失敗だとしても、誰も咎めるものはありません。

でも、もったいない。

社内の自分たちが主体で、自分たちの手で「社史をつくる」チャンスがあるのですから。

格安で社史を創る

社史の制作作業はおおまか下記のようになります。

●発行時期の設定
 委員会(決定機関または決定権者)と編集事務局(進行・実作業者等)を決めた後、発行時期や予算を詰めていきます。

●社史内容企画
 他社の社史などを参考にし、自社の企画編集内容を決定していきます。

●粗年表・年表作成
 創業前・創業後の1年ごとの出来事またエピソードなどの粗年表・年表をつくり、重要項目などを選別します。

● 資料収集・取材
 年表・項目重要度に従い、写真や記録文、ビデオやテープ、また経営・経理資料等を揃えていきます。取材は、創業者や経営者また社員・OB、関係者などに話を聞いたり、写真などの資料提供をお願いします。経営理念や社是なども大切な項目です。取材内容等は事前に考えておきます。

●執筆
 年表・資料・取材内容などをもとに、文章を作成していきます。発行時期を見据えて、資料収集等と平行作業になります。文章の巧拙は問いません。ライターが書くより却って独自の面白いものに仕上がることがあります。必要があればライターが修正・加筆などをしていきます。

●原稿依頼
 編集企画によっては、市長や知事、会長、社長などの祝辞や挨拶原稿を依頼します。

●資料整理
 特に、古い写真などアナログデータの場合はスキャニングをしてデジタルにします。

●撮影
 企画内容により、社屋・事業所・店舗等の撮影。また、座談会などを行う場合等さまざまな撮影を行います。場合によっては、プロのカメラマンが必要となります。

●校閲・校正
 執筆内容の校閲や校正を行います。編集事務局・委員会などの人たちに承認を得ていきます。校閲は執筆内容そのもの、校正は文や文字の間違いを修正していく作業です。

●レイアウト
 文章や写真をデザイン・レイアウトしていきます。これは社内でできなくもないと思われますが、デザインソフトや技術の問題で、社外での作業となるでしょう。

●諸作業
 進行する上で、主要人物や取材先、外部人材などとの「ほうれんそう」や調整、またさまざまな細かな作業が発生します。

●印刷・製本
 印刷・製本は印刷会社への発注となります。

格安で社史を完成させるには、基本的には社内で作業を進めます。

では、100万、200万、500万円と大きな費用をかけて大手・中堅の専門業者に頼むのとどこが違うのでしょう。

違いは、
・営業・編集員・ライター・デザイナー・カメラマンなどの人数
  (むだな場合が多いです)
・大手・中堅会社相手という保険感覚
  (自己責任は逃れやすいかもしれません)
・高くつく印刷仕様
  (旧来のつきあいの印刷所で、価格調整がしづらいようです)
といったところでしょう。

どこに依頼するにしても、一番大切な社内での作業・調整などは、社内の編集事務局でこなさなければなりません。

取材内容等は事前に進行アシスタントと打ち合わせなどを行いますので、返って社内の人材のほうが、スケジュール合わせや頻繁に取材を行わざるを得ない場合に、より充実した情報が得られるものです。どうしても無理がある場合は、ライターが要所で別途取材・執筆をします。

まずはメールでコンタクトください。
info@peach21.org

ご予算次第で社史を創る

社史の価格は、「企画編集」「印刷」「デザイン」「撮影」などで天地ほど違ってしまいます。

たとえば、マンガでつくる社史にしたり、イラストを入れたり、航空写真を撮ったり、パンフレットや雑誌のようにしたり、金箔の浮き彫り文字で加工したり、内容次第で、200万円にも300万円にもなり、また、簡潔につくれば5万円でもできてしまいます。

もちろん、社内の人件費や経費は別途かかることになりますが。

また、この時代においてはUSBメモリやCD、DVDの利用、またHPへのアップなども検討が必要となるでしょう。

「費用ありき」でお考えの場合いろいろご提案やサポートいたします。

まずはメールでご相談
info@peach21.org

5万円で社史を創る

極端に言えば、5万円以下でも制作が可能です。

ご担当者がすべて行って、ネットを通じて印刷会社に発注すれば、
A5判50〜60ページのものなら、100部で印刷費5万円もかからずに完成します。

データ制作ソフト、企画編集、制作、印刷など
研究等して自身やチームで作ってみるのも大変楽しいものです。

社史編集の意味合いからすれば、そのほうが充実したものになる可能性が高いかもしれません。

分からない事など、アドバイスいたします。
info@peach21.org

Mac机の上にはMacintosh。

手書きの時代から随分進歩したものです。写植屋さんを泣かせ続けた汚字から開放されたものの、近頃は老眼で視力の衰えがうっとうしくもあり。

テキストエディタ・ワード・イラストレーター・インデザイン・ドリームウィーバーなどのソフトを使っています。ただ、ウィンドウズは能力外です。

気軽に声をかけてやってください。コツコツと一生懸命やっておりますので。

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