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A・N・.ハンセル設計。明治29年(1896年)建造。英国ゴシック調のコロニアル洋館。日本をはじめさまざまな国の特徴も随所に取り入れている。昭和29年にシュウエケ夫妻が譲り受けた。貴重な美術品や骨董品の収集コレクションもある。
※写真は表通りに面した建物の裏側。
北野の西方、
北野工房のまちや東天閣の北東に、
シュウエケ邸がある。
現在もシュウエケ家の住まいとして使用されているようだが、
「地域の催し物やチャリティなど、特別なイベントが行われる時に限って、
一階部分と庭園が一般に公開」されるという。
私の行ったおりには、
残念ながら、
公開はされていなかった。
何度か山本通からみていたのだが、
調べてみると、
通りからは建物の裏側が見えていたようで、
正面からの写真は、とても立派なものだった。
もちろん、裏側からでも、
コロニアル様式のあたたかみも感じられるが、
庭に突き出すようにつくられたベランダなど、
特徴的な姿は、
異人館、随一の建物に思える。
邸宅は、建設当時の姿を今に伝えるために、
シュウエケの人々が都度、丁寧に修繕されているようす。
機会があれば、ぜひ見てみたい一邸である。
お薦めコメント
公開はごく限られた時のみのようすです。絵画や版画などのコレクションもあるようで、公開されていれば、ぜひ見ていただきたい異人館です。
お薦め度指数
見る事ができれば きっと80〜85点
交通アクセス・入場料・定休日など
アクセスマップ(マップ右上をクリックでフルスクリーン)