白鶴美術|神戸観光|散策|さんぽ
白鶴美術館

東京・大倉集古館、倉敷・大原美術館などとともに第二次世界大戦前からの歴史がある国内有数の美術館。国宝、重要文化財を含む1450点を所蔵。白鶴酒造7代嘉納治兵衛が、主に大正末期から昭和初期にかけて蒐集。中国の時代物青銅器や陶磁器、銀器・鏡など東洋古美術を中心にコレクションをつくりあげている。

歴史ある国内有数の美術館 (過去散策)

嘉納治兵衛は奈良・興福寺唐院お蔵預かりの家柄にうまれ、
古美術との縁をもつ一方、
「鶴翁」と称され、
茶人としての眼を有する蒐集家。
所蔵品は世界的に価値高いものが多い。

駅から歩いて15分ほど、
大きな旧家がならぶ御影は、
すこし探せば、
昭和初期あたりの近代建築が見られる。

美術館も住吉川沿いにある
昭和9年につくられた近代建築の1つ。
重厚なつくり。
門横に際だつ巨大な石が目印になる。

踏み入れば、
飛び石のアプローチ、
ヒノキやケヤキなどの木や御影石をふんだんに使った、
寺院風かつ宮殿風を思わせる造りや白壁が美しい。

玄関ホールから展示室にいたるまで、巨細にこだわり、
窓などの開口は広く、自然光で内部の展示物が鑑賞できる。

城郭建築に見られる二重折上げの格天井。
升目に描かれた鶴。
中庭に座する灯籠は、
東大寺のものと同様の鋳型から作られたという逸もの。

建築物としても、
とても、味わい深い。

私に美術品を評する能力はないが、
その重厚感さえヒシヒシと伝わってくる。

お薦めコメント

近代建築で名高い「旧乾邸」(非公開)などもこのあたりにあります。美術品の内容評価は私の能力外ですが、建築物もふくめ、深い重厚感が伝わってきます。近隣も散策してほしいところです。

お薦め度指数

御影あたりの散策、さんぽも含めて 80点

交通アクセス・入場料・定休日など

アクセス
阪急御影15分
入場料
大人800円 大・高・65歳500円 小・中250円
定休日
期間限定(公式HP等でご確認ください) 
所在地
東灘区住吉山手
HP
http://www.hakutsuru-museum.org
備考
内容が変更等の場合もあります。詳細は訪問前にご確認ください。

アクセスマップ(マップ右上をクリックでフルスクリーン)

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